2013年12月2日月曜日

「神の使者」について

☆翻訳者からのメッセージ☆

Lesson 134 を越え、少しずつ、奇跡のコースの本質へと向かっています。

Lesson 91 以降、このレッスンメールにおいて、繰り返し、しつこいと思われるのを覚悟しながら、「神の使者」を一度だけでなく、二度・三度読み返してくださいとお伝えしてきました。

「神の使者」は一読しただけでは、ある意味滑稽で、「世界はない」とか非常識的な事わけのわからないことを伝えている自我的には心地よくない本です。

自我的には、自分の目の前の願望や悩みや願いをパッと叶えてくれるような、開運系の本の方が一時的にテンションも上がり、何か自分の人生を変えてくれるようなものを望みます。

しかし、「神の使者」ときたら、一読する限り、願望や悩みをパッと解決し、心を軽くし、人生を変えてくれるような期待は全くさせてくれません。

会社の売上が上がるような秘密のテクニックも、運命の人に出逢える魔法の方法も、苦痛と感じる人間関係をうまくやる方法も、神の使者には書いてありません。

神の使者には、私たちがあたかも現実だと思い、その中で描く願望も悩みも、実は無意識の罪悪感の投影から来ているものであることや、ゲイリーはひたすら赦しを行っていることなどしか書かれていません。

しかし、繰り返し読むと、本当に人生を変える究極の方法が書かれていることが分かるはずです。