☆翻訳者より☆
レッスン130番台の後半から今日のレッスン140まで、病気に関するレッスンが続きました。
一連の病気に関するレッスンの内容について、もちろん、罪悪感の赦しをまだ進めている過程においては(すなわち、真の目覚めや覚醒が起こっていない段階では)、病院や薬による治療を必要ないとするものではありません。
また、このレッスンは、今、何らかの病気がある方はもちろんですが、今取り立てて病気はないという方にも、実は重要なレッスンです。
この「奇跡のコース」は、自分の目に映るものや耳に入るものは全て自分の無意識の投影であると伝えています。
すなわち、自分が今病気でなくとも、自分の家族や職場の同僚、友人や知り合いなどに病気の方がいるという現実を見たり、話を聞いたりするならば、その方は自分自身の中の無意識の投影を見せてくれています。
すなわち、それは他人事ではなく、「見るも因縁、聞くも因縁」、その投影は自分の無意識の中にないと見ることや聞くこともない訳ですから、赦しによって取り消すのは自分が救われることになります。
それだけでなく、ガンや脳卒中、心筋梗塞など将来の成人病などによる病死の未来を心のどこかで怖れる気持ちなどが内側にあるなら、その内側もレッスンの対象になります。
単なる風邪とかちょっとした口内炎や頭痛など、病気の程度も、もちろん関係なく、私たちの内側の問題となります。
ただ、もちろんですが、この奇跡のコースをしていない方で病気の方が身近にいても、一連の病気に関するレッスンの内容は理解できる内容ではなく、病気で苦しんでいる方にレッスンの内容は伝えるべきでないと思います。
その方は、ただ自分の無意識の罪悪感の投影をその方を通して見せてくれているのであり、コースを学ぶ人なら、それを赦しの機会に変えていくことはできるはずです。
ところで、レッスン121以降、さらにレッスンの次元が上がり、自我の何らかの抵抗でなぜだかレッスンをするやる気がなくなったり、レッスンを何らかの形で批判したくなったりした方もいらっしゃるかもしれません。
これは、自我がレッスンに向かわせないようにしている自我の企みだということを見抜いてください。
レッスン121~レッスン140は、とても深い内容で、復習されると、一度やったレッスンでもまた新たな発見があると思います。